#05 ブロック住宅再生リノベーションⅡ
- 建物:コンクリートブロック造 昭和51年築(工事期間:4ヶ月)
- 家族構成:-
- 間取り:3LDK
- 場所:北広島市
5年前にも経験しているブロック造のリノベーションモデル第二段。
ブロック住宅が多く残る北広島市にて、構造体だけを残し、性能面も含めフルに改修を目指した今回のプロジェクトは、コンクリートの蓄熱性を活かす為、基礎、外壁を外断熱とし、外壁は左官の塗り壁仕上げとした。
床下は新たに土間コンクリートを打設することで、気密性を高め湿気もシャットアウト。
玄関ドアやメインの開口部には北欧の木製窓(トリプルガラス)を使用し、木の見た目の優しさと断熱性を合わせ持つ。
屋根には切妻屋根の形状のまま無落雪に変える為、一度解体後、雪の重みにも耐える木材の大きさに架け替え、ニュージーランドから輸入した雪を留める粒が付着したスレート屋根としている。
灯油ストーブだけだった設備も一新し、集中プロパンを利用したエコジョーズによるセントラルヒーティングは、同じく北広島に生産拠点を持つPSパネルを採用。
また、ここまで年月を重ねた家に対し、内装に使用する建材が工場生産された既製品の床や建具だけでは、培ってきた深みのある味わいが損なわれてしまう為、新しいながらもこれから先も新たな深みが増すよう、無垢のフローリングや造作にこだわった。
今回のリノベーションをきっかけに、今後も何十年と大事に使っていこうと思える価値ある住宅にという願いも込めたプロジェクトだった。
ブロック住宅が多く残る北広島市にて、構造体だけを残し、性能面も含めフルに改修を目指した今回のプロジェクトは、コンクリートの蓄熱性を活かす為、基礎、外壁を外断熱とし、外壁は左官の塗り壁仕上げとした。
床下は新たに土間コンクリートを打設することで、気密性を高め湿気もシャットアウト。
玄関ドアやメインの開口部には北欧の木製窓(トリプルガラス)を使用し、木の見た目の優しさと断熱性を合わせ持つ。
屋根には切妻屋根の形状のまま無落雪に変える為、一度解体後、雪の重みにも耐える木材の大きさに架け替え、ニュージーランドから輸入した雪を留める粒が付着したスレート屋根としている。
灯油ストーブだけだった設備も一新し、集中プロパンを利用したエコジョーズによるセントラルヒーティングは、同じく北広島に生産拠点を持つPSパネルを採用。
また、ここまで年月を重ねた家に対し、内装に使用する建材が工場生産された既製品の床や建具だけでは、培ってきた深みのある味わいが損なわれてしまう為、新しいながらもこれから先も新たな深みが増すよう、無垢のフローリングや造作にこだわった。
今回のリノベーションをきっかけに、今後も何十年と大事に使っていこうと思える価値ある住宅にという願いも込めたプロジェクトだった。