COLUMN不動産売却コラム

マンション売却では査定と依頼先が重要!成功させるコツを解説

2025.02.01

こんにちは!不動産売買をサポートする八城地建の田畑です。

 

マンションの売却を考える中で、「いくらで売れるのだろう?」「信頼できる不動産会社に出会えるだろうか?」と不安を感じることもあるのではないでしょうか。

 

売却を進める上で、まずは査定からスタートしますが、依頼先の選び方も重要です。

また、査定時に複数の不動産会社を比較し、絞る上でもポイントがあります。

 

そこで今回は、マンション売却の査定について具体的な進め方やコツをご紹介します。

 

適切な査定を受け、信頼できる不動産会社と出会えれば、きっと不安は解消されるはずです!

ぜひ、参考にしてみてくださいね。

査定

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マンション売却での査定の重要性と査定内容から解説!

マンションに限らず不動産の査定とは、物件がいくらで売れそうかということを不動産会社に試算してもらう手続きのことです。

売主は、算出された査定価格を参考に、マンションの売り出し価格を提案してきます。

 

マンション売却を成功させるためには、適正な売却価格の設定が重要です。

 
適正な価格設定がなければ、売り出し価格が高すぎて買い手がつかず売却が成立しない、あるいは市場価値よりも低い価格で売却してしまい、本来得るべき売却手取り額よりも低くなってしまうというリスクが生じます。

そのため、市場で売却可能であり、そしてできるだけ高く売れるであろう適正な査定が必要不可欠となります。

 

査定の種類と、依頼先選びの重要性とポイントをご紹介しますので、まずは基本として参考にしてみてくださいね!

 

査定には2種類の方法がある

査定には「簡易査定(机上査定)」と「訪問査定」の2つがあり、まずは簡易査定からスタートし、不動産会社を絞ってから訪問査定へ進みます。

 

簡易査定(机上査定)

簡易査定は、物件の立地や土地面積、築年数などの情報をもとに、売却の概算価格を出す方法です。

周辺相場や過去の取引事例を参考としながら試算します。

 

近年は、まずは同時に複数社に査定を依頼できる「一括査定」で簡易査定を依頼することが多いです。

一括査定サービスを利用すると、1回の申し込みで複数の不動産会社に査定を依頼することができます。

 

各社の査定額を比較検討することができ、おおよその価格相場を知ることができます。

しかし、これはあくまでも簡易査定であり、実際に不動産会社が室内の状況を確認をしていません。

 

そのため、実際に売れる価格とは異なる可能性が高いということを理解しておくべきでしょう。

 

一括査定にはメリットもデメリットもあるので、利用する前に確認しておきましょう。

以下のコラムも、ぜひご一読ください。

不動産の一括査定を行うメリットデメリットは?

 

訪問査定

訪問査定は不動産会社が実際に家を見て、正確な査定額を出すものです。

室内の管理状態や間取りの使いやすさ、周辺環境もチェックしていくため、より精度が高く、実際の売却価格に近い金額となります。

 

2種類の査定方法については「簡易査定(机上査定)・訪問査定の違いは?使い分けや注意点も解説」でも詳しく解説しています。

あわせて参考にしてください。

 

 

マンション売却での査定の進め方は?依頼先の絞り方も重要!

ここからはマンション売却の第一歩である査定について、進め方や準備しておくこと、査定の依頼先の絞り方を詳しく解説します。

 

査定はどんな手順で進める?

マンションを売却する際の査定は、次のような手順で進められることが多いです。

 

  1. Webサイトやチラシ広告から不動産会社へ査定を申し込む
  2. 不動産会社を選び、訪問査定を申し込む
  3. 訪問査定で精度の高い査定をしてもらう

 

上記の流れに沿った準備を進めておくことが、マンション売却をスムーズに成功させるポイントになります。

 

訪問査定前には準備が必要!

机上査定と異なり、訪問査定を申し込む際にはある程度の準備が必要です。

ここからは、訪問査定に来てもらう前の準備についてご紹介します。

 

必要書類の準備

訪問査定では、物件の詳細をきちんと確認できるほど、正確な査定につながります。

次の書類をできるだけ用意しておきましょう。

  • 登記簿謄本
  • 購入時の売買契約書、重要事項説明書
  • 分譲時のパンフレット、間取り図
  • 住宅ローンの残高証明書
  • 管理規約、使用細則、長期修繕計画書
  • 管理費、修繕積立金、駐車場使用料に関する書類
  • 固定資産税の納税通知書
  • リフォーム関連の書類

 

マンションの情報整理

実際に住んでみて感じたことは、購入時に準備された書面ではわかりません。

そのため、以下のような情報を整理しておければ、査定の際に役立つでしょう。

  • バルコニーからの眺望や日当たり
  • 間取りの使いやすさ
  • 周辺施設(スーパー、銀行など)の情報
  • 駅や学校までの経路の安全性
  • リフォーム履歴
  • 不具合箇所や修繕が必要な部分

 

マンション売却の査定では依頼先が重要!絞り方は?

マンション売却を成功させるためには、適切な査定と不動産会社選びが重要です。
大きく2段階に分けて進めることで、効率的に最適な不動産会社を絞ることができます。

 

第1段階として、机上査定で複数の不動産会社から査定価格を取得しますが、提示された価格の傾向を確認し、相場から極端に高い・安い査定価格を提示された場合は、なぜその査定価格になっているのか根拠も確認しておきます。

根拠がなく、市場価格から大きく外れた査定額を提示する会社は除外しましょう。

そのためには、査定の申し込みをする前に大体の市場価格の相場を調べておく下調べも必要です。

 

相場を調べるためには、まず「不動産取引情報提供サイト(レインズ・マーケットインフォメーション)」を確認するのがおすすめです。

 

不動産相場の調べ方については「不動産相場の調べ方を徹底解説!売るためには適正価格をつけることが重要」でも詳しく解説していますので、あわせて参考にしてくださいね。

 

また、第2段階として、訪問査定を依頼する不動産会社の選定は特に重要です。

査定価格で判断した後は、主な営業エリアや取扱物件タイプ、マンション売買や物件の地域に関する専門知識を持っているかを確認した上で、自身の物件と同じような条件で取引が多い会社に絞り、訪問査定を依頼しましょう。

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マンション売却での査定前・査定後の注意点も確認!

洗面台

マンション売却の査定は、タイミングや準備などによって結果に大きな差がつきます。

ここからは、マンション売却の査定における注意点をご紹介します。

 

査定前に知っておきたい注意点

査定を成功させるために、事前に知っておきたい注意点は次の2点です。

  • 売れるタイミングを見極めて早めに動きだす
  • 瑕疵を必ず伝える

 

売れるタイミングを見極めて早めに動きだす

マンションの売却は、入学・卒業や転勤・転職などが重なる春や秋の異動シーズン前に市場が活発になる傾向があります。

そのため、可能であれば春や秋に売却活動ができるように準備をするのがおすすめです。

マンションの売却には約3カ月から半年ほどかかるのが一般的ですので、春や秋に実際に売却を始められるよう、逆算して準備を始めるのが良いでしょう。

 

また、中古マンションは、築20年~25年くらいまでが売りどきといわれています。

25年を超えると、経年によって査定金額が下がる傾向があります。

できるだけ高く売りたいのであれば、築年数も気にしながら準備や査定に向けて動きだしましょう。

 

瑕疵を必ず伝える

瑕疵とは、物件の傷や不具合のこと。

瑕疵(不具合)を隠さずに伝えることは、後々のトラブル防止として重要なポイントです。

 

瑕疵は査定価格に影響するのはもちろん、売却時に買主に告知していない瑕疵が後から見つかった場合、売主がその責任を負わなくてはいけません。

 

修繕費用の負担や損害賠償、契約解除などのリスクにつながるので、瑕疵がある場合は必ず不動産会社に伝えるようにしましょう。

 

査定を受けた後の注意点

査定を受けた後にやっておくべきことも確認しておきましょう。

 

最低限の清掃はしておく

査定をもとに売却価格を決定したら、購入希望者に内覧してもらうことになります。

内覧後の購入の意思決定に大きく影響するのが、物件の印象です。

 

大がかりなリフォームをする必要はありませんが、最低限の掃除をしておくことは重要でしょう。

特に水回りを中心に清掃し、家の状態を良く見せることで、物件に対する良い印象がアップします。

 

不具合の情報をまとめておく

一括査定をした後、不動産会社に訪問査定を申し込むと、設備の不調や軽微な破損などもヒアリングされます。

複数の会社に依頼すると何度もヒアリングされることになるため、不具合があった場合はメモにまとめておくと便利です。

 

 

マンション売却で査定後の不動産会社選びはどう見極めるべき?

相談

訪問査定では、物件の細かな状態や管理状況まで踏まえた具体的な査定額はもちろんのこと、査定時の説明の丁寧さや知識の深さも見極めポイントです。

 

以下の要素を総合的に判断することで、最適な不動産会社を選定することができます。

  • 査定額が平均的で根拠がある
  • 適切な販売戦略を立ててくれる
  • 同じ条件の物件において販売実績が豊富
  • 担当者の対応が誠実で迅速

 

査定額が平均的で根拠がある

訪問査定でも、査定額の根拠を具体的に確認することが重要です。

 

査定額が相場より極端に高い場合は、売却を長引かせる可能性があるため注意が必要です。逆に安すぎる場合は、早期売却を優先しているケースもあるため、理由を確認しましょう。

 

査定額の根拠として、部屋の状態やリフォーム履歴、日当たりや眺望など、実際の特徴がどのように評価されているかを聞くことも大切です。

 

適切な販売戦略を立ててくれる

マンションの販売活動では、物件の特徴とターゲットに合わせた販売戦略が重要です。

広告の掲載先や内容、頻度など、売却活動の具体的な計画を確認しましょう。

 

また、必要に応じて、ハウスクリーニングやリフォームのアドバイスも求めてみましょう。

売却価格との兼ね合いも考慮した上で、適切なアドバイスをくれる会社は信頼できる会社です。

 

同じ条件の物件において販売実績が豊富

過去に同じような条件のマンションで販売実績があるかも確認しましょう。

不動産会社の得意エリア・分野であれば、これまでの実績やノウハウを生かした効果的な販売が期待できます。

 

特に売りたい物件の地域の情報に長けている不動産会社は、周辺の売却事例や買い手のニーズを把握しているため、適正な査定額を提示してくれやすいです。

 

また、エリアの特性を活かした販売戦略を立てられるため、売却の成功率が高まります。
地元のネットワークを活用し、早期売却につながる可能性もあるでしょう。

 

担当者の対応が誠実で迅速

長期にわたる売却活動では、担当者との信頼関係や相性も重要です。

直接会って相談したり手続きを進めたりすると、担当者の人となりや自分との相性も判断できるでしょう。

 

質問への回答が丁寧でスピーディか、こちらの要望に寄り添ってくれる担当者かを見極めることが大事です。

信頼できる担当者がいれば、納得のいく売却が進められます。

 

 

マンション売却は査定と不動産会社選びにポイントあり!

マンションの売却価格や期間は、不動産会社選びで大きく変わってきます。

そのため、まずは査定を依頼する不動産会社選びが重要です。

 

また、販売価格の設定には査定価格も大きく影響します。

最初に一括査定などを利用してマンションの相場を把握し、その中から信頼できそうな不動産会社を選んで、さらに詳しい訪問査定を依頼するのが一般的な流れです。

 

訪問査定の際は、必要書類の準備や物件情報の整理を行い、瑕疵(不具合)は隠さず伝えるようにしましょう。

 

最終的な不動産会社選びでは、査定額の妥当性、販売戦略の具体性、売りたい物件の条件に対する知識や実績の豊富さ、担当者の誠実さなどを総合的に判断する必要があります。

適切な査定をしてもらい、信頼できる不動産会社を選ぶことが、マンションをスムーズに売却させる近道です!

 

札幌市南区、北広島市、恵庭市で相続不動産の売却を検討されている方は、八城地建までお気軽にご相談ください。

ご相談は無料で承っています。

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