2023年、不動産価格はどうなる!?
2023.01.20
こんにちは。八城地建の吉田です。
これから不動産売却を検討されている方は、今後の不動産価格について一番気になることかと思います。
昨年は札幌市内の公示価格は上昇、北広島市も過去最高の上昇率が発表されました。
私たちも実際に売買の取引を行う上で以前よりも売買価格が高くなったことを実感しております。
特に北広島市は今年開業のボールパークの誕生ということもあり、全国的にも話題性が高いようですね。
不動産価格の上昇要因としては、札幌市内や近郊での造成地が少なくなったことで、流通物件に需要が移行し、個人間で売買取引される土地や古家の解体更地渡しといった売却用地が売れ、需要が高まったことが挙げられます。
人口の多い札幌市の土地が値上がりし、予算の都合上、札幌の近隣地域である北広島市や石狩市、江別市などに人が流れ、価格上昇へと繋がっています。
今後の状況はどうなるのか?
昨今の社会情勢により物価高となる中で、住宅ローン金利についてのニュースが一つ気になります。
日銀の長期金利引き上げによる影響が早くも各金融機関の住宅ローン金利上昇に影響をもたらし始めているからです。
今年1月13日までに北洋銀行、北海道銀行が住宅ローン金利の大幅引き上げに踏み切ったことで、道内でも固定金利の上昇局面が鮮明となってきました。
大手銀行から始まった利上げの動きは、今後、道内各信用金庫にも広がることが見込まれます。
住宅市場においては、資材価格高騰で苦戦が続く中での利上げは、さらなる需要減が懸念されると言われています。
ちなみに、昨年1月~11月の道内新設住宅着工数の内、注文住宅は前年同期比で2割減となっています。
新築の着工件数の減少は、土地の売買件数の減少にも繋がります。
札幌圏での地価上昇や物価高に対し、低金利の環境が買い手の購買力を支える要素であったため、今回の住宅ローン金利引き上げにより、今の価格で物件が売れなくなり価格が下落すれば、不動産市場の潮目が変わる可能性は高いと不動産アナリストも分析しています。
実際に買い手側にとってみれば、土地価格が高くなり、家を新築しようと思っても建築費が高く、購入するのにも大変な状況になってきているのです。
不動産価格というのは、売り手が決めているように思われがちですが、実際には買い手がいなければ売れない為、価格相場の変動は買い手次第ともとれるのです。
売却のタイミングを再検討しましょう。
このような状況をしっかりと把握し、今後の不動産売却のタイミングをしっかりと検討していかなければならないと思います。
もちろん、すでに売ることが明確に決まっているという方は、早めに売出しておくことで、あまり価格が下がらないうちに成約できるかもしれません。
不動産の売却は、他にも様々なご事情により売却されますので、売るに出される方それぞれに合った最良の売却プランをご提案しております。
八城地建では、札幌市南区・北広島・恵庭の不動産売却の不動産売却のサポートをしております。
ご売却をご検討の方は、いつでもご相談下さい。