#23 賃貸していた貸家が空いたのを機に売却したい。(北広島市)
2022.03.05
お客様の背景
▶ 売買の別……… 売却
▶ 氏名…………… F・N様
▶ 年代…………… 50代
▶ ご職業………… 自営業
▶ お住まい……… 北広島市
▶ ご相談の地域… 北広島市
▶ ご売却の理由… 資産処分
▶ お問合せ方法… 管理物件のご相談
ご相談内容
当社で賃貸管理している貸家のオーナー様より、今後の貸家の運用方法についてご相談をいただきました。入居者が退去する事になった為、再度賃貸募集を行なった方が良いのか、これを機に売却したほうが良いのか迷っているとの事。オーナー様としては、今まで借手が付かなかったことが無かったので、引き続き賃貸で募集したい意向が強い状況でした。
ご提案させていただいた内容と結果
本物件は築50年の戸建で、老朽化に伴う劣化が随所に見られ今後の修繕費の負担が懸念される状態でした。そこで、現在の建物の劣化状況を確認し今後必要になってくる概算の修繕費を計算、家賃収入と照らし合わせて賃貸と売買どちらが得をするのか収支の計算を行いました。また、売却価格の相場が高くはない地域の為、解体更地渡し(建物解体費は売主様負担)にしてしまうと売却の手取り額が残り僅かとなってしまう為、上物付きの土地(建物解体費は買主様負担)として販売開始することになりました。結果、予定通りに「現状渡し」にて契約がまとまり、古家についても買主にて解体することになりました。
担当者からのコメント
営業担当 【札幌本店】 酒井 克也
賃貸物件で入居者が退去した際には、このままリフォームをして賃貸し続けるのか、もしくは費用をかけずに売却してしまうのかを検討するタイミングとなります。 特に、物件にリフォーム費用がかかる場合や、今後何年先まで貸し続けるのか、それらによって収支を計算することが必要になってきます。なかには、賃貸中の物件を売りたいというご相談を頂きますが、賃借人を退去することは非常に困難なことです。「定期借家」として貸すなどの方法もありますので、「貸す」べきか「売る」べきか、悩んでいる方は是非、ご相談ください。