#31 所有している土地の半分のみを売却した事例(北広島市の土地)
2022.06.17
お客様の背景
▶ 売買の別……… 売却
▶ 氏名…………… K・K様
▶ 年代…………… 70代
▶ ご職業………… 年金
▶ お住まい……… 北広島市
▶ ご相談の地域… 北広島市大曲
▶ ご売却の理由… 資産処分
ご相談内容
北広島市大曲に約100坪の土地を所有されていたK様。敷地の半分は月極駐車場として賃貸し、残りの半分はご自身の畑用地として使用していました。K様のご要望は、100坪の敷地の内、半分の50坪のみを売却し、売却資金は老後の生活費として現金化したい。残りの半分は畑用地として今まで通り使用し、月極駐車場の収益もこれまで通り継続したいというご意向でした。
ご提案させていただいた内容と結果
まず、土地を半分にすることを前提に分筆登記をご提案しました。本物件の土地面積は100坪のため、2分割により1区画あたり50坪となります。道路に接する間口の幅は約9mずつ確保が可能となります。月極駐車場平均契約台数を計算したところ3台分確保できれば今までと変わらず駐車場経営ができ、そのために必要な間口は8mあれば十分でした。そして駐車場の後ろの部分を畑として利用することで、K様のご要望であった、①月極駐車場の継続、②畑用地の確保、③残り半分の売却が可能となります。次に、近隣の成約事例や土地にかかる法律関係の調査をしました。所在する地域の建蔽率(敷地面積に対する建物を真上から見たときの面積の割合)と容積率(敷地面積に対する建物の延床面積の割合)を確認したところ、建蔽率40%・容積率60%の第一種低層住居専用地域であったため、50坪の敷地に建てられる住宅の床面積は30坪未満となります。今回は、この条件で購入して頂ける方を探し、販売開始から約3か月にて成約することができました。
担当者からのコメント
営業担当 【札幌本店】 酒井 克也
100坪以上の広い敷地の場合には、今回のように敷地の一部を売却することも可能です。人気のある地域は坪単価が高額になるため、広すぎる土地は売りづらい場合も出てきます。そのような時も、土地を分割することで購入者側にとっては、買いやすい価格帯となり、成約率が上がります。100坪以上の土地売却をお考えの方は、今回のケースも参考にして頂き、土地の活用方法をご相談下さい。敷地の形状や建築基準法を基に、分割可能かどうかも私たちがしっかりと調査をした上で最適な売却方法をご提案いたします。