#35 隣地へ落雪により越境していた住宅の売却(北広島市の戸建)
2022.09.06
お客様の背景
▶ 売買の別……… 売却
▶ 年代…………… 60代
▶ ご職業………… 会社員
▶ お住まい……… 札幌市
▶ ご相談の地域… 北広島市
▶ ご売却の理由… 空き家からの落雪が隣地へ越境。近所に迷惑をかけたくない
ご相談内容
「空き家で所有している住宅の屋根からの落雪でご近所に迷惑をかけたくないので売却したい」とのご相談を頂きました。ご相談頂いた物件は相談者様のご実家で5年ほど前に相続により取得されていました。物件を相続後すぐに売却する気にはなれず、もうしばらく所有し続けようと思い、ご自身で定期的に物件に足を運び維持管理しており、夏には草刈りや庭の手入れ等を行い、冬には除雪や排雪などを何度も行ってきたそうです。しかし北広島の冬の積雪量が年々多くなり、特に2022年の1月から2月にかけての大雪により、所有物件からの隣地への落雪が一段とひどくなり、冬の除雪に限界を感じたことから売却のご依頼を頂きました。
ご提案させて頂いた内容と結果
ご相談頂いた物件は築40年を超えるほどの住宅。屋根の角度から予測すると隣地への落雪は防ぎようがない形状をしていました。雪止めを設置すること検討しましたが、設置費用や効果を考えると、リスクが完全に無くなる分けではないと判断し、建物については解体更地渡しがベストな販売方法として、売土地での売却プランをご提案させて頂きました。販売開始前に当社の方で隣地の方へお話を伺ったところ、やはり本物件からの落雪で困っていたそうです。ご近所にはなかなか言い出せなかったようで、建物を解体し売却するお話をすると安心されていました。販売開始後はすぐに売却が決まり、ご近所にもご協力頂きながら測量や建物の解体などスムーズに進めることが出来ました。ご売主様も気持ちよく隣地の方へご挨拶することができ、売買の決済後には「やっと気持ちの整理が付いた気がします」とうれしいお言葉も頂きました。
担当者からのコメント
営業担当 【北広島・恵庭店】 宮下 政美
北広島は物件を相続された方からのご相談が益々増えてきております。空き家となった住宅をご売却される際には、ご近所への配慮も重要な売却工程となります。売却活動中のご近所への配慮に関しても八城地建では細心の注意をもって対応しておりますので安心してお任せ下さい。