HOW TO SELL不動産売却

#47 未登記の車庫付中古戸建の売却事例(札幌市南区)

2023.09.21

お客様の背景

▶ 売買の別……… 中古戸建の売却
▶ 氏名…………… M・K様
▶ 年代…………… 60代
▶ ご職業………… 会社員
▶ お住まい……… 札幌市
▶ ご相談の地域… 札幌市南区
▶ ご売却の理由… 資産売却
▶ お問い合わせ方法…チラシ

ご相談内容

チラシ広告を通じて、札幌市南区にあるご自宅の売却相談を頂きました。ご相談者Mさんは、ご夫婦お二人で戸建住宅にお住まい中でしたが、建物の築年数経過に伴い今後のリフォームも必要だったため、戸建を売却し、利便性のよい地下鉄駅に近い中古マンションへの住み替えをご希望されておりました。その為、今回は現在お住まいの戸建住宅のご売却依頼と次の住み替え先となる中古マンション探し(仲介)を当社にてサポートさせて頂くこととなりました 。

ご提案させていただいた内容と結果

まず初めに建物の価格査定と売却方法についてですが、過去に行ったリフォーム履歴の状況からみて、戸建として使用することが可能と判断しましたので、「中古戸建」としての売却としました。但し、築年数相応の経年劣化を前提とした査定価格ですので、買主に対しては、「現状渡し」を条件としての売却です。その他、販売に向けて不動産調査を進めていたところ、こちらの物件に付属する車庫が登記されていないことが分かりました。(いわゆる未登記という状況です。)一般的なカスケードガレージであれば登記していないことは一般的ですが、今回の物件の車庫はコンクリートの基礎が設置されていた為、次の買主が住宅ローンを利用して購入する場合、この「未登記の車庫」を新たに登記する必要があります。銀行は本来登記すべき建物や付属建物がある場合は、当該物件の登記を行うことを条件とします。そのため、当社提携の土地家屋調査士に依頼し、車庫の登記手続きを勧めながら同時進行にて販売活動を実施しました。結果として、今回は販売を開始してから2ヶ月後に中古住宅として成約し、無事に引渡しすることができました 。

担当者からのコメント

営業担当 【札幌本店】 田畑 光麻

今回は登記していない車庫が付属する中古戸建の売却事例となりました。一般的なカスケードガレージやカーポートであれば、銀行融資の際に登記することを条件とすることはほとんどありません。登記が必要となる物件は、「基礎」があるかどうかが一つの判断基準となります。また、車庫は新築から数年した後に設置する事例が多く、この場合は現行の建築基準法に合わない、いわゆる「違反建築物」も多くございます。こういった場合も、銀行からの融資が受けられないため、住宅ローンを組んで購入してもらうことができません。この場合、売却が非常に困難になってきますので、注意が必要です。弊社では土地家屋調査士、司法書士等の斡旋も行っておりますので、各状況に併せて売却のサポート・ご提案が可能なのでスムーズで安心の売買を行うことができます。もし同じようなお悩みがありましたら、是非、(株)八城地建へご相談下さい 。

【札幌本店】 田畑 光麻

札幌市南区をメインに活動している私たちは、不動産売買においてお客様との信頼関係を築くことに全力で取り組んでいます。地域に密着し、お客様が安心してサービスを受けられるよう努めています。

お客様の不安を最小限に抑え、満足していただけるよう、心をこめてサポートさせていただきます。どんなご要望にも真摯に向き合い、お客様にとって最良の取引を実現するために尽力していますので、お気軽にご相談いただければ嬉しいです。

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